- かしょ
- I
かしょ【佳所・佳処】(1)ながめや環境のよい所。(2)優れている点。 長所。IIかしょ【家書】(1)家からの便り。 家信。(2)家の蔵書。~万金(バンキン)に抵(アタ)る〔杜甫「春望」〕旅先で受け取る家族からの手紙は万金の値うちがあるほど貴重である。IIIかしょ【歌書】和歌についての書物。 歌集や歌学書・歌論書。IVかしょ【箇所・個所】※一※ (名)限定された特定の部分・場所。
「読めない~がある」
※二※ (接尾)(「か所」「ケ所」とも書く)助数詞。 数を表す漢語に付いて, 特定の部分や場所を数えるのに用いる。V「二, 三~誤りがある」
かしょ【花書】「花押(カオウ)」に同じ。VIかしょ【華胥】〔「列子(黄帝)」より。 黄帝が昼寝をしたときに「華胥氏の国」という理想郷の夢を見たという故事から〕ひるね。 午睡。~の国に遊・ぶよい気持ちで昼寝をする。VIIかしょ【過書・過所】〔「かそ」とも〕古代・中世の関所通過の許可証。「~無しに関飛び越ゆるほととぎす/万葉 3754」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.